ちょっと想像してみてください……
あなたはようやくラスボスのダンジョンに辿りついた。HPはギリギリ、MPは残りわずか。
よし、回復して、次のセーブポイントへ……
と思ったら……
「このゲームにセーブ機能はありません」
…え?セーブないの!?
それって、“人生を毎回チュートリアルからやり直すようなもの”じゃないですか!
セーブ機能のない苦しみは、実は歴史にもあります。
古代ギリシャの哲学者ソクラテスは「文字で残すのは記憶力を衰えさせる」と言って、知識を“セーブしない派”でした。
一方で弟子のプラトンは、こっそりメモを取りまくっていました。
そのおかげで私たちは、今でも彼らの知識を読み込める=“ロードできる”んです!
つまり…現代人は「プラトン型」が正解!
今日はPythonで“プラトンの力”を借りましょう!
そして、アプリにも「前の状態を保存しておく」機能をつけちゃいます!
しかも、めちゃくちゃカンタンな方法があります。それが……
configparser というライブラリです!
.ini
ファイルに保存できるようにするimport configparser
config = configparser.ConfigParser()
config['User'] = {'name': 'さくら', 'level': '3'}
with open('save.ini', 'w') as configfile:
config.write(configfile)
config.read('save.ini')
name = config['User']['name']
print(name) # → さくら
「前回の名前が自動で表示される名前占いアプリ」を作ろう!
設定を保存できるだけで、アプリの“プロっぽさ”が一気に上がります。
configparser は、メモ帳で開ける設定ファイルを作ってくれる優れもの。
しかもファイルが人間にも読める。だから初心者にも超おすすめ!
自分の好きな設定項目(背景色・難易度・ポイントなど)を追加して保存してみよう!