🧩 特別編 第1回:「セーブ&ロードってどうやるの? configparser 編」

🎙 はじめに

ちょっと想像してみてください……

あなたはようやくラスボスのダンジョンに辿りついた。HPはギリギリ、MPは残りわずか。

よし、回復して、次のセーブポイントへ……

と思ったら……

「このゲームにセーブ機能はありません」

…え?セーブないの!?

それって、“人生を毎回チュートリアルからやり直すようなもの”じゃないですか!

セーブ機能のない苦しみは、実は歴史にもあります。

古代ギリシャの哲学者ソクラテスは「文字で残すのは記憶力を衰えさせる」と言って、知識を“セーブしない派”でした。

一方で弟子のプラトンは、こっそりメモを取りまくっていました。

そのおかげで私たちは、今でも彼らの知識を読み込める=“ロードできる”んです!

つまり…現代人は「プラトン型」が正解!

今日はPythonで“プラトンの力”を借りましょう!

そして、アプリにも「前の状態を保存しておく」機能をつけちゃいます!

しかも、めちゃくちゃカンタンな方法があります。それが……

configparser というライブラリです!

🧭 目標

💡 今日のトピック

🧬 コード例(保存)

import configparser

config = configparser.ConfigParser()
config['User'] = {'name': 'さくら', 'level': '3'}

with open('save.ini', 'w') as configfile:
    config.write(configfile)

📖 読み込み

config.read('save.ini')
name = config['User']['name']
print(name)  # → さくら

🛠 実践ミッション

「前回の名前が自動で表示される名前占いアプリ」を作ろう!

🎯 まとめ

設定を保存できるだけで、アプリの“プロっぽさ”が一気に上がります。

configparser は、メモ帳で開ける設定ファイルを作ってくれる優れもの。

しかもファイルが人間にも読める。だから初心者にも超おすすめ!

🧠 自由課題

自分の好きな設定項目(背景色・難易度・ポイントなど)を追加して保存してみよう!

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