ラバーダックデバッグっていうデバッグ方法、知ってる?
エラーで困ったとき、ゴムのアヒルに「なんでできへんねんやろ?」って語りかけると、意外と自分で答えを見つけられたりするんです。
でもね、今のアヒルは賢い。黙って聞いてるだけじゃなくて、「こうしたら直りますよ〜」って返してくれる。そう、AIのことです。
プログラムにはコメントアウトっていう“しゃべらないけど気持ちは書ける”スペースもあります。日記みたいに使う人も多くて、「今日ここで詰まった!」とか「明日の自分がんばれ☆ミ」って書くの、あるある。
今回はそんな“心の声と技術”がちょっと近づく回です🐣
デバッグもプログラミングの楽しい部分。怖がらず、遊びながら慣れていきましょう!
プログラムを「書いて動かす」だけじゃなく、「直す」楽しさも体験してみよう!
まずは「同じことを何回も繰り返す」方法を学びます。Pythonでは for
文を使えばそれが簡単にできます。
for文 の基本構文:
for i in range(5):
← これで5回繰り返すprint("Hello!")
を入れる → 「Hello!」を5回表示range(5)
は「0〜4」までの5回を表します。Pythonは0からスタートするのが特徴!
使い方例:
for i in range(5):
print("Hello!")
このiは「今は何回目か」を表す数字の箱みたいなもの。繰り返しの回数を数える便利な役割があります。
使用箇所:
ボタンを5個作る、5回挨拶するなど、同じ処理を何回もしたいときに使います。
複数の言葉をまとめて管理したいとき、Pythonでは「リスト(配列)」を使います。
リストの使い方:
greetings = ["おはよう", "こんにちわ", "おつかれさま"]
print(greetings[0])
→ 「おはよう」が表示されるprint(greetings[1])
→ 「こんにちわ」が表示される使い方例:
greetings = ["A", "B", "C"]
for i in range(len(greetings)):
print(greetings[i])
リストは言葉や数字を順番に箱に詰めたようなイメージ。
プログラミング言語によって0始まりと1始まりがありますが、Pythonの場合は初めの数字は0なので気を付けましょう。
使用箇所:
複数の選択肢や挨拶、メニュー一覧などをまとめるときに便利です。
len() 関数は「リストの長さ(要素数)」を教えてくれます。
len(greetings)
→ 3(要素の数)つまり「中身がいくつか分からなくても全部に対応できる魔法の道具」です。
コメントアウトとは、コードの中に書く「説明文」や「メモ」のことです。
プログラムの動作には影響しませんが、とても重要な役割を持っています。
#(シャープ記号) を行の先頭につけると、その行はPythonが無視します。
コメントアウトの主な目的:
実際の例:
# ここからユーザー入力処理開始
name = input("名前は?")
# TODO: 後で結果表示を追加予定
コメントは単なる「気持ちや日記」だけでなく、プログラムの理解と保守性を高めるための必須ツールです。
短いコードでも何をしているか明確にするために、習慣的にコメントを書くことが大切です。
動いていないときは、print("ここまで来た")
と途中に書いて動作を確認しよう!
それだけでも「どこまで動いてるか」が一気に見えるし、ストレスが減ります。
そして、焦ったときこそ「ちょっと笑えるコメント」があると救われます。「明日の自分がんばれ☆ミ」とかね。
復習は繰り返しの力。何度もチャレンジしてしっかり身につけよう!